グラフィックボード

R7-360E とGeForce GTX750Ti

AMDの日本法人である日本AMDが,日本市場限定モデルとなるエントリー市場向けGPU「Radeon R7 360E」(以下,R7 360E)を発表した。前モデルのR7 360で必要だった6ピンのPCI Express補助電源コネクタが不要になり、消費電力が75Wと低い。

 R7 360EはR7 360の低クロック版。GPUクロックを制御し、低消費電力を実現している。「Tobago」(Bonaire Refresh)と呼ばれるプロセッサコアを採用したGPUである。

 GPUの最大動作クロックは1060MHz。メ

 モリクロックは6000MHz相当(実クロック1500MHz)。

 メモリバス帯域幅は6GB/sである(※)。 ※AMDの製品情報ページだとR7 360Eのメモリバス帯域幅は「最大112GB/s」

R7 360Eがゲームに対応するエントリー市場向けGPUである  価格差を考えるとGTX 750 Tiが大きすぎる壁。競争相手はいないので,価格が下がれば選択肢になる  R7 360Eを搭載するRD-R7-360E-E2GB-JPの税込実勢価格は1万2000円前後。 「GeForce GTX 750 Ti」搭載グラフィックスカード「GF-GTX750Ti-LE2GHD」の実勢価格が1万3000程度

NVIDIA GeForce GTX 750 Ti搭載

- コアクロック(GPU Boost時)1,085MHz

- コアクロック:1,020MHz

- メモリクロック:5,400MHz

- メモリバス:128bit

- ビデオメモリ:GDDR5 2,048MB

- HDMI×1、DVI-D×2、D-Sub 15ピン×1

- 過酷な環境にも耐える25%の長寿命を実現した「ダストプルーフファン」

- 部品レベルで性能を向上したカスタム部品の「Super Alloy Power」

- リアルタイムハードウェアモニタ&OCツール「GPU Tweak」